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コミスタ小話

漫画の仕上げに「Comic Studio」(コミスタ)というソフトを
使うようになって半年経ちます。

半年といっても、私の場合、ペン入れまではアナログ手作業ですし
隔月連載なので、ソフトをさわっている時間そのものは
すんごく長いわけではないと思いますが…。

トーン貼りに関しては、やはりデジタル便利ですね!
削りがらくらく!というのももちろんですが、
地味にありがたいのはこすって圧着する作業がなくなったことです。
意外と腕に負担をかけるんですよ…。
あと、地味にありがたいといえば、ホワイトがはがれてこない!とか。
広い面積に貼ったトーンに空気が入って来ない!とか。

私の線はけっこうガタガタしてるので、デジタル化はどうかな?
単なる塗りつぶしでも、フォトショップでは、いちいち線をふさがないといけないしな?
デジタル化のために描線を変えるのもなんだしな?と思うところもあったのですが、
コミスタは、完全につながっていない線でも、
ある程度まではつながっているように感知して(?)塗りつぶすことが出来るので
だいぶ、だいぶ助かっています…。
閉領域フィルっつーのがまた、便利でな…。

デジタル化に関してはこちらの講座に大変お世話になりました。
「アナログ派に贈る即効デジタル活用講座」
http://tech.clip-studio.com/howto/comicstudio/sokkou

…とまあ、いいことばかり書きましたが、
「どうすりゃいいんじゃ〜!うわ〜!」と混乱する事もまだまだ多いのです。
で、調べてみたり、教えて頂いたり、「そうか〜!こうだったのか〜!」ということを
これからときどきメモ代わりに残そうかな、と思っています。
漫画描く人以外には興味ないかもですが、他の漫画家さんのサイトを
拝見したりして勉強になったりしてるので…。
「講座」というには基本的なことしか書かないと思うので
エントリ名は「小話」で…。

とりあえず「コミスタ小話 その1」。
アナログ取り込みの場合、薄い線は二値化で飛びやすい!
細くてもいいから濃い方が無難!
意外と、ミリペンとか飛びやすいよ!
えらい飛ぶなあというときは、スキャン時「明るさ -30」「コントラスト-30」で
取り込むといいかも!

ちなみに私はペン入れを製図用インクから、墨汁に変えました。
これだけでも結構いい感じ。
製図用インクで上手くやってる方もたくさんいらっしゃると思うんですけどね。

↓字ばっかりなのでお花のしゃしん。
fuji_20130513175611.jpg


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